都立高校の数学の入試対策 - 都立高校偏差値ランキング2014

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都立高校の数学の入試対策

数学の問題傾向

数学の入試問題は、国語や英語と同じように、学校独自の問題が作成される場合があります。
これら自校作成問題は、グループごとに出題傾向や文章量、難度のレベルが異なりますのでご注意ください。
※自校作成問題の詳細はコチラ


■数学の出題構成
内容 配点
大問1 計算・文章題・作図 (5点×8問)+(6点×1問)=46点
大問2 文字式の利用 (5点×1問)+(7点×1問)=12点
大問3 関数 5点×3問=15点
大問4 平面図形 (5点×2問)+(7点×1問)=17点
大問5 立体図形 5点×2問=10点

■過去3年間の数学平均点
平成24年 平成23年 平成22年
57.2点 58.6点 55.6点


数・式と方程式の計算、関数、図形(角度)、確率、作図などからの独立小問で、基本的なものばかりです。
基礎さえできていればしっかりと点数がとれる箇所です。得点のほぼ半分(46点)は大問1からです。これを無視することはできません。
6問の計算問題のうち2問が、中学3年生で学習する平方根および二次方程式です。
中1と中2の学習内容さえしっかりフォローしておけば6、7割は正答できると言われることがありますが、 中1中2の復習ばかりをしていて、中3の範囲を無視した勉強をしていたら、10点もの点差が生まれかねないわけですから、得策とは言えません。
基本的なレベルですので難度もさほど高くありません。正しい計算で問題を解くトレーニングをかさねていれば、正答は容易でしょう。
途中式に書いた数字がちゃんと読めるかどうかも要チェックです。単なるケアレスミスとして捨て置いては、訓練の効果も上がりません。


文字式の利用に関する問題で、連続する自然数における規則性を含む内容のものとなります。
記述問題は配点が高いので白紙にはしないようにしましょう。文字を使った数の表し方などきちんと覚えておくことが大切です。


中学の数学でもっとも差がつくのが関数の分野であり、苦手だという受験生がとても多いことで知られています。
苦手を克服するには文字を使った座標の表し方を徹底して覚えることです。これを繰り返しすることにより。自然と関数の力が身につきます。


平面図形から正三角形を利用した問題で、図形に関する知識や理解が問われています。
三角形の合同や相似だけでなく、さまざまな三角形や平行四辺形についてもよく復習しておきましょう。教科書ワークレベルの証明問題を徹底的に解いてみるのが上達のコツです。


空間図形から、正解に必要な平面図形をちゃんと見抜くことができるかどうかがためされます。
空間図形は苦手な方が多いですが、まずは中1の学習内容であった辺と辺、辺と面、面と面の位置関係をもう一度見直してみましょう。
次に空間から平面を把握するには、図に書き込むのみならず、真上から見た図や真横から見た図を描いてみるのも、よい学習になります。