都立高校の理科の入試対策
理科の問題傾向
■理科の出題構成
|
内容 |
配点 |
大問1 |
小問集合 |
4点×6問=24点 |
大問2 |
新傾向 |
4点×4問=16点 |
大問3 |
地学 |
(5点×2問)+(2点×1+3点×1)=15点 |
大問4 |
生物 |
(5点×2問)+(2点×1+3点×1)=15点 |
大問5 |
科学 |
(5点×2問)+(2点×1+3点×1)=15点 |
大問6 |
物理 |
(5点×2問)+(2点×1+3点×1)=15点 |
■過去3年間の理科平均点
平成24年 |
平成23年 |
平成22年 |
51.4点 |
55.2点 |
66.9点 |
物理の対策としては、一つ一つのテーマをしっかりと把握することです。
ただ単純に暗記するだけでは理解しているとはいえません。物理は暗記科目ではないことをしっかりと理解しましょう。
中学レベルの物理は「物理は難しい・・・」といったレベルではなく、かんたんな実験で視覚的に理解できることがほとんどです。
中学でおこなった実験などを思い出し、しっかりと理解しましょう。
物理はかなりの割合で出題されますので、ここで理解できれば得点が取れる教科として得意科目になります。
化学も実験がもっとも重要です。
その目的・手順・使用器具・操作の留意点・結果・考察のそれぞれについて、図やグラフも含めて、
自分の「理科ノート」にまとめていくようにしましょう。
化学の分野で確実に点数を取るためには、暗記することよりも、図を描きながらまとめノートを作ってゆくことのほうが有効です。
特に特に実験器具の名前と使い方は、優先的に覚えましょう。問題集を解いて解説を参照するだけでは、あまり身につきません。
生物の出題は、知っていれば解けるというレベルの単純な問題が多く、正答率も高い傾向になります。
基本的な知識しか問わない出題が多い分野なので、生物の分野が苦手という人は、勉強後の時間経過で記憶があいまいになりやすいので、入試直前に一気に詰め込むという方法も悪くはありません。
生物実験したことや習ったことを自分で実際にノートにまとめることが大事です。自分でまとめるだけでわかり易さ増します。
地学は生物同様に正答率の高く、基本的な内容しかでないので点数を取りやすい分野です。
とはいえ、他の理科の分野同様に単純な暗記ではわからない部分もでてきますので、理解して覚えないといけません。
テーマ的に身近なことも多いですし、さほど難しいこともありません。まずは理解できるところからはじめ、満遍なく押さえていきましょう。